内容紹介
幼い頃、初恋の人と家族を失った過去を持ち、誰かを護ることを望み、自分の中で強い思いを燻らせ生きてきたリュカ。妹のように大切にしているアリスと騒動に巻き込まれながらも平和な学園生活をしていたが、ある日夜道で出逢った銀髪の少女に突然心臓を刺され殺されてしまう。
殺されたはずなのにいつも通りの朝を迎えるリュカ。そして彼の前に現れる魔法を使う謎の男。
不死の魔法使いたちの戦い。神話に隠される哀しい真実……。リュカの周りで世界が動き始め、リュカは一つの決断をする。
誰かを護ることを望み続けてきた少年。誰も頼らず、一人で戦い続けてきた少女。二人が出逢い物語が始まるファンタジア文庫「銀月のソルトレージュ」です。
魔法を失い、銃器が存在する世界で魔術書に侵食された魔法使い達の戦いに巻き込まれていく主人公。生きることを託された主人公が少女と出会うことで変わっていくのか、そしてお約束の三角関係も見逃せないとういうことでシリーズ化待望です。
ついでに八王子店の小説担当が帯コメントを書いているということもウチでも見逃せない1冊です。