四稲家の人々(2)

四稲家の人々(2)
©志賀伯/講談社
作者 志賀伯
ジャンル コミック
JAN/ISBN 9784063712148
出版社 講談社
レーベル 月マガKC
発売日2009-12-17
価格 460円(本体419円)
カテゴリ 少年  
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内容紹介

主人公・四稲春彦を主君と慕う、押しかけくノ一・卯月が春彦の部屋に住み着いてから早一週間。持ち前の天然っぷり(非常識とも云う)を発揮しながらも着実に周囲に溶け込みつつある卯月に対し、自宅はおろか学園内ですら彼女につきまとわれる春彦は受験勉強もままならず、ただただ焦燥の色を強めるばかり。そんな中、周囲から孤立した一人の少女との出逢いが更なる混迷を起こす事になるとも知らず、お人好しな春彦は彼女に声をかけてしまう……。その少女の名は”弥生”。卯月を憎み、彼女を潰すことを心の糧にその座まで上り詰めた”十二月衆”が一人……

コメント

極々平凡な主人公の元に押しかけた”くノ一”ヒロインが巻き起こす騒動を描く、忍者バトルコメディ第2巻。ポニーテールで天然な”履いてない”ヒロイン「卯月」を皮切りに、孤独と虫を愛する短髪腹筋くノ一「弥生」、”最強”の忍者猫「師走」、そして実力は未だ不明の「長月」…と、次々と現れる「十二月衆」同士の”主君”争奪戦を軸に据えたストーリーに、ちょいとお馬鹿で、ちょいとエッチで、ちょいとラブコメなギャグで味付けをした内容が非常に心地良い作品なのです。特に、ストーリーが本格的に胎動を始め、シリアスさを徐々に増して行く中でも作品のテンポが変わらない点は好評価。そして、独特のセンスに溢れる個性的な絵柄は変わらずの魅力を放ち、どうにもこうにも一途に一直線な卯月ちゃんが可愛くって仕方がないオススメの単行本。このノスタジックな空気をも漂わせる独特な作風は必見です。是非是非~
コメント:渡邉 12/16UP

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