さんかれあ(1)

さんかれあ(1)
作者 はっとりみつる
ジャンル コミック
JAN/ISBN 9784063843415
出版社 講談社
レーベル マガジンKC
発売日2010-07-16
価格 460円(本体419円)
カテゴリ 少年  
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内容紹介

幼い頃から飼っていた愛猫を事故で失った主人公・降谷千紘は、とある古文書に記されていた「蘇生術」を愛猫の亡骸に”試みる”べく、毎夜の実験を繰り返す。一方、幼い頃から名家の一人娘として育てられたヒロイン・散華礼弥は、一切の自由が無いその身を嘆き、毎夜悲しみの声を井戸の底へ投げ落とす。……深夜の廃墟で互いの秘密を共有した二人の距離は、「蘇生術」の実験を通じて次第に縮まりゆくが、深夜の邂逅が発覚した礼弥は父親の手によって”軟禁”されてしまう。そして訪れた運命の日。千紘の身を案じて外出をした礼弥は”事故”によってその命を落としてしまう………が?!

コメント

ここ最近は各誌で短編やイラストを発表してきた、はっとりみつる氏久しぶりの連載作品が遂に登場なのですよー。ゾンビマニアな主人公と、ゾンビとなってしまったヒロインとの青春恋愛物語を、切なさと優しさとで綴った本作品。ヒロイン「散華礼弥」の、スラリと伸びた身体にほんのりと肉付いた膨らみが眩しい繊細なスタイルと、純粋で一途な笑顔を浮かべるピュアな性格に胸キュン必至の魅力的なキャラクターが素晴らしいのです。そして、父親の歪んだ愛情によって人生の一切を束縛され続け、死して初めて自由を手にした彼女の境遇は決して幸福とは言えませんが、千紘と共に手を取り合い”まだ知らぬ青春”を謳歌したいと願う礼弥の姿を応援したくなる、暖かなストーリーに心打たれるのです。そんなドキドキ感が疾走する、ちょっとエッチな描写も交えた青春ラブストーリーを前面に押し出しつつも、作品の端々に散りばめられた細やかな伏線が今後の展開を読めなくしている点も見事の一言で、ゾンビラブコメの定番(=成仏)を打ち破るや否やの(別な意味での)ドキドキ感を味わえる事も間違い無し。更に、主人公・千紘にほのかな恋心を抱く、お節介な従姉でツンデレでグラマーな幼馴染み「左王子蘭子」も交えた微妙な三角関係も含めた、この先の展開から目が離せないオススメの単行本です。是非是非~
コメント:渡邉 7/15UP

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