四稲家の人々(5)
©志賀伯/講談社
作者 |
志賀伯
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ジャンル |
コミック |
JAN/ISBN |
9784063712650 |
出版社
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講談社
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レーベル
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月マガKC
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発売日 | 2010-12-17 |
価格
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460円(本体419円)
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カテゴリ |
少年
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ポイント3%(14ポイント)
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内容紹介
6忍もの”十二月衆”が入り乱れた闘いは春彦と京子の連合軍側の勝利で終結を迎え、共に戦った京子は対立する主君候補としての立場から春彦とは袂を分かち、再びその牙を研ぎ始める……。そして、これまでの闘いを通じ、確固たる信念の元に”主君争い”に加わる忍の姿を見続けた春彦は、遂に”自らの意思”で主君候補として立ち上がる決意を皆に伝えるのであった……。そして迎えた新学期、春彦が通う学園に現れた謎の男「獅童弘矛」の登場に依って、物語は大きく動き出す……。”獅童財閥”の跡取りであり、”月の里”に匹敵する強大な私軍を有し、幼き頃に出逢った卯月に一目惚れをした”主君候補”である彼の登場によって……。
コメント
本巻最終話までに出揃った十二月衆は10人……。主君争いに身を投じる決意を固めた春彦の覚悟、そして、おそらく春彦にとっての最大の敵になるであろう獅童の登場によって、物語が着実にクライマックスが近づきつつあることを予感させる「四稲家の人々」第5巻が発売です。そんな訳で、これからは此迄以上のシリアスな展開が繰り広げられるかと思いきや、実は前巻以上にお馬鹿なシモネタを詰めこんでいたのだからタチが悪い(褒め言葉)。粘っこい液体を京子の喉奥に流し込んだり、珍妙な色のバトンを悦子に咥えさせたり、弥生姫がその貧相な身体を皆の前で披露してくれたり、春彦の汗を飲んだ卯月が発情したり、etc.etc.……のサービスシーンてんこ盛りの内容だったのだから色々な意味で堪らないったらありゃシナイのです。その豊富なキャラクター量と、シリアスとギャグとを程良く融合させたストーリーの小気味よさが伺わせる、著者・志賀伯氏のセンスの良さを再確認出来る本巻は特に必読と云っても良いかもかも。そして激化する主君バトルの中、未だに胸の内を明かさない卯月がその思いの丈を春彦にぶつける日が来るのか? ……読み手の興味を惹き付ける最大の伏線を残しながら大きな山場へと向かい始めたストーリーからも目が離せない、担当個人的に一押しのオススメ忍者コメディ単行本です。是非是非~
コメント:渡邉
12/16UP