さんかれあ(3)
作者 |
はっとりみつる
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ジャンル |
コミック |
JAN/ISBN |
9784063844535 |
出版社
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講談社
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レーベル
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マガジンKC
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発売日 | 2011-03-09 |
価格
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460円(本体419円)
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カテゴリ |
少年
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ポイント3%(14ポイント)
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内容紹介
千紘の奮戦の甲斐もあって遂に父親との和解を果たした”ゾンビ少女”・散華礼弥は、15年間父親の偏愛に束縛され続けた自分の手を取り”深窓”から連れ出してくれた千紘の元へ身を寄せ、生まれて初めて得た”自由”を謳歌していた。しかし、”ゾンビ化”した礼弥の秘密の一端を知るマッドサイエンティスト「来宮・ダリン・アーシェント」の来訪で彼女の運命は大きく変わり始める。この先「礼弥」の身に待ち受ける”腐敗の進行”と”嗜好の変化”……ダリンが語る「ゾンビ化の先」を聞かされた彼女が浮かべた表情は破滅への前触れや否や。……緊迫の第3巻!
コメント
「別冊少年マガジン」誌にて好評連載中! はっとりみつる氏が送る新感覚ゾンビラブコメ作品最新刊が発売です。ヒロイン「礼弥」の”自由”を望んだ彼女の想いが父親との和解の形で結ばれた事で物語は転換の時を迎え、千紘との距離を急激に縮めた礼弥の存在が千紘の従姉で幼馴染みの「蘭子」の想いを焚き付けて、蘭子が礼弥への”宣戦布告”を突き付けた三角関係が新たに動き始めた第3巻。二人の距離に疎外感とも嫉妬とも付かぬ感情を抱いた礼弥の心の動きを細やかに追いながら、恋する少女特有の”症状”を”ゾンビ少女”の設定に絡めた展開が素晴らしく、愛情が育まれてゆく礼弥の”心”と、腐敗に蝕まれてゆく礼弥の”身体”とを、絶妙のバランスで描き出したストーリー運びの妙は必見の出来なのです。素直な感情をぶつけながら健康的な色気で千紘に迫る蘭子と、千紘への募る想いが身体からこぼれ始めた礼弥……そんなヒロイン2人の想いが交錯するラブストーリーで読み手の期待を煽りながら、一方では物語の根幹である「ゾンビ化」の真実へと迫る度に読み手の不安を煽りまくる……その構成の妙に感嘆するしかできない展開から目が離せない必見の第3巻です! 朽ちる運命を予感させられる度に、想いを募らせて行く礼弥の姿が愛おしく悲しく感じてしまう胸を締め付けられるストーリーに引き込まれて止まない、担当一押しの単行本なのですよー。
コメント:渡邉
3/8UP
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