さんかれあ(7)

さんかれあ(7)
作者 はっとりみつる
ジャンル コミック
JAN/ISBN 9784063847628
出版社 講談社
レーベル マガジンKC
発売日2012-11-09
価格 471円(本体429円)
カテゴリ 少年  
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内容紹介

“混濁期”を迎えたゾンビ特有の衝動に駆られて暴走した後、無残な姿で朽ち果てた愛猫ばーぶの姿に未来の自分を重ねた礼弥は、ダリンの誘いを受け、かつて千紘の祖父が在籍していたゾンビ研究機関“ZoMA”へ向う事を志願する。そして、“研究対象”として所員の目に晒される事を厭わず、ばーぶと自分自身の“明日”を願い、千紘の反対を押し切ってまで研究所行きを志願した礼弥に心動かされた千紘もまた、彼女に同行する事を決意するのであった……。果たして、ブードゥー教の色が強く残るハイチの地で二人を待ち受ける運命とは………。

コメント

己に訪れた“死”を受け入れ、腐敗により朽ちてゆく“肉体”を受け入れ、ようやく“自由”を勝ち得た礼弥に唯一残された“心”までが、ゾンビの“本能”に依って塗り潰され奪われていく恐怖………。先んじてゾンビと化した愛猫・ばーぶに自分の未来の姿を見た礼弥が、その“混濁期”を抑えるべく、蘇生丸を生み出した千紘の祖父が籍を置いていた研究所へと旅立つ新展開へと突入した「さんかれあ」最新刊が発売です! 徐々に身体が朽ちてゆく“ゾンビ化”を受け入れながらも、僅かに差し伸べられた救いの光にすがり、再び“束縛”される道を選んだ礼弥の健気な姿に読み手が幾ら心を惹かれても、自分を救ってくれた千紘に感謝の念と恋心とを寄せる礼弥の想いが強くなる度に読み手が幾ら心癒そうとも、容赦の欠片も無い絶望的な現実が目の前に立ちふさがる本巻は、ある意味読み手の覚悟が試される衝撃のエピソードを収録。ゾンビ研究の最前線で判明した礼弥の新たなる“秘密”に希望の光を見出したのも束の間に、読み手を一気に絶望へと突き落として幕を閉じたクライマックスの衝撃は、本作が「恋愛漫画」であると同時に「ゾンビ漫画」である事を読み手に再確認させてくれるのです……。希望と絶望とが互いに互いを塗りつぶしながら進行してゆくストーリーは決して読み手にその「先」を読ませる事無く続き、読み手はただただ息を呑みながら礼弥と千紘の幸せを願う事しか出来ない歯痒さを味わえる、文句無しの面白さでオススメをしたい「さんかれあ」最新刊です! 是非とも次巻こそは礼弥の幸せな笑顔を……。
コメント:渡邉 11/8UP

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