白暮のクロニクル(2)

白暮のクロニクル(2)
作者 ゆうきまさみ
ジャンル コミック
JAN/ISBN 9784091861641
出版社 小学館
レーベル ビッグコミックス
発売日2014-04-30
価格 770円(本体700円)
カテゴリ 青年  
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内容紹介

ゆうきまさみ新境地!第2集は壮絶な悲劇!

不老不死の種属「オキナガ」。
そのひとりである雪村魁は、12年に一度の惨殺事件…
通称「羊殺し」の犯人を追っている。

昭和初期。
沖縄での戦禍の中で、魁の壮絶なる人生を決した
出会い、別離。そして与えられた運命。
この殺人事件に執着する理由がそこに――


雪村魁は、いかにして雪村魁になったのか。
その謎を解き明かす第2集、霧の中の輪舞(ロンド)!


【編集担当からのおすすめ情報】
容姿は若いままだとしても、しかし88歳である老人、
雪村魁が殺人事件を追い続けている…。
そこにはどんな過去が秘められているのか。

雪村魁こそが『白暮のクロニクル』の核心であり、
伏木あかりと魁の主人公ふたりが出会ってしまった必然でもあり。

魁の慟哭が第2集には詰まっています。
これ以上ない感情の描かれ方だと、思います。



コメント

不老不死の殺人事件マニア、雪村魁。その過去に秘められた、凄絶な過去。命が続く限り悲劇はあり続ける。それを見つめ、記憶し続ける魁。彼は何を求めているのか。何が彼を追い立てるのか。その心を垣間見る第2集です。多くの謎に迫るサスペンスの面白さもさることながら、不老不死の人間がいた時、社会はどう回るのか? という世界観の考察も非常に巧みで興味深い。そして、ヒトではなくなってしまった者の悲劇も。
十分な充電期間を経て発表されたゆうきまさみ最新作「白暮のクロニクル」。すでに名作の貫禄十分です。
コメント:中村 4/30UP

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