起動帝国オービタリア(3)

内容紹介

巨大な戦斧を握り締め超高高度から振り下ろされた軌道国家【白灰の夕国】が右腕は【蒼の終国】の胸部都市を半壊させ、終国が主剣との鍔迫り合いの形で二体の起動国家は膠着状態へ突入する。操縦者・アルにとっては初戦となるオービタリア同士の激突で多くの住人の死を目の当たりにした彼が急速に“操縦者”としての資質を開花させる中、起動国家同士が接触した箇所を橋頭堡とした四足の起動兵器・フォルツァの侵攻を開始させた【白灰の夕国】を迎撃する次戦の幕が切って落とされるのであった……。

コメント

「月刊ヤングキングOURS」誌上にて大好評連載中!　関節が軋み、パーツが霧散し、剥離した装甲が雲海へと消えてゆく、全てのモーションが一撃必殺と自壊の危険を併せ持つ巨大ロボット同士の圧倒的なバトルが展開される、著者:大井昌和先生が贈るファンタジー長編作「軌道帝国オービタリア」の最新第3巻が発売です!　武器の形を模した巨大な鉄塊が位置エネルギー若しくは運動エネルギーを伴い敵の巨躯へと振り下ろされる、これ以上の説得力は無い破壊の力を有した軌道国家同士の初撃から、戦闘は互いに接触した箇所を伝い侵攻と迎撃を繰り返す“人間 対 人間”への戦いへと突入!　オービタリア上での戦闘に特化した四足歩行の起動兵器・フォルツァを主軸とした【白灰の夕国】の侵攻、幽閉されていた【白灰の夕国】の“正統”操縦者・プラウ=ズラウ公とアルとの出逢い、そして、新たなるオービタリアが第三勢力として顕現するが描かれる、怒濤の大局は必見です!　そして、摂政・エンキドゥとミラムボンに秘められた過去が徐々に明かされ、プラウ=ズラウ公へと注がれる両者の感情のズレが更なる擦れ違いを産み出し、臣下と人民を護る盾として“操縦者”の資質に目覚めてゆくアルとエンキドゥが対極を為してゆく複雑な人間模様の行方にも注目の本巻は、次巻以降の展開に更なる期待を感じずには居られないドキドキ感を味わえる事間違い無しと断言しちゃいます!　まー、後はアレですね。著者:大井昌和先生が描き出す美女と淑女と熟女の肉感むちむちボディがエロ過ぎて色々な意味で困る点と、第三勢力として登場した新キャラクターのオマージュ全開な造形と言動に色々な意味で頭を抱える点がアレですね、もう最高と云わざるを得ない訳なのですよ!　ううっ…面白過ぎるですよ……
コメント:渡邉 6/28UP