九十九の満月(1)
作者 |
小雨大豆
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ジャンル |
コミック |
JAN/ISBN |
9784063765267 |
出版社
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講談社
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レーベル
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シリウスKC
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発売日 | 2015-02-09 |
価格
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660円(本体600円)
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カテゴリ |
青年
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ポイント3%(20ポイント)
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内容紹介
ニコニコ静画で累計再生回数550万回突破の大人気作が待望の単行本化! 巨大な妖怪屋敷を旅する人間の少年と個性豊かな妖怪たちとの心温まるドラマに“妖怪泣き”する人続出。niconico×ダ・ヴィンチの第1回「次にくるマンガ大賞」で「本にしてほしいWebマンガ」部門第4位にランクインした注目の話題作、1、2巻連続刊行!!
巨大な妖怪屋敷を旅する人間の少年・鴨川満月はある日美しい龍の少女と出会う。初めて見る世界、初めて味わう感触、そして――初めての恋。妖しくも美しい幻想冒険譚、いざ開幕!
コメント
大陸ほどもある巨大な屋敷。柱はあっても天井は見えず、龍が、鬼が、多様な妖怪たちが跋扈する。昨今の妖怪ブームに乗った……という訳ではなく、初出のニコニコ漫画(公式)ではだいぶ前から連載し、そして大人気を博していた「九十九の満月」ようやくの初単行本です。
まずもって世界観が実に良い。それ自体が妖怪である屋敷とか、数多の妖怪たちによる独自の生態系だのとか、もう大変にワクワクするじゃあないですかええ。そりゃあ角も伸びるってもんです(謎)。合間に挟まる妖怪解説もいい具合に世界観を補足してくれ、愉快な妖怪ワールドに浸らせてくれます。とはいえ生態系のあり方として、容赦無い死の姿も所々に描かれており、ヌクモリティに溢れてばかりでもない。いかにも妖怪的でホラーな残酷さも同時に描きつつ、でもやっぱり優しさと暖かさが染みわたる物語。こいつぁ大作ですぜ。
コメント:中村
2/11UP
コメント
ニコニコ漫画発の作品がシリウスコミックとして単行本化、という時代を感じる経緯で発売となった「九十九の満月(1)」です。経緯はさておき、中身はジャンプ漫画と言われても違和感ない王道直球の妖怪マンガですよ。基本的にギャグ多めの明るい作風ですが、所々グロっちいシーンもあったり。少年マンガらしさを全面に押し出したこの感じは最近あまり見ないので、ちょっと前のジャンプ漫画というノリかも知れません。日常系の空気に流されずきちんと物語を作っていて、次巻以降が実に楽しみです。
コメント:のん
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