内容紹介

巨匠・樹なつみ完全新作!!! 新境地・時代劇×グルメ!!??

時は明治4年――
上野戦争で両親を亡くした少女・明は、築地の外国人居留地にあるパン屋の主人フェリックスに拾われ、修業の日々を送っていた。ある日、公家の岩倉具視から藤田五郎という素性のわからない男を下働きとして紹介される。その男こそ、かつての新撰組三番隊隊長・斎藤一で――?
【出版社コメント】
斎藤一はもちろん、パン屋主人のフェリックスなどなど、素敵な殿方が…!文明開化の中、日本人にとって「はじめて」の西洋料理にも注目です。歴史ロマンと本格グルメが絡み合う物語、必ず1話目の試し読みを読んでください。

樹先生は、渋くてイケメンの兄ちゃんをよく描くので表紙はシリアス度が高い。今回も例外じゃないです。しかし、中身は、のめり込むほど、おもしろい。幕末のあの新選組生き残りが、明治になったらパン工房の下働きという設定がおもしろい。もちろん、ワケありではあるが、刀を置き、異文化に触れるという心境はきっと、未知との遭遇に違いない。良くも悪くもいろんな感情が出てくるのだろう。どちらにしてもまだまだ謎だらけ。これからが楽しみだね。確かにフランスパンは周りが堅いよね～。
コメント:あくあ

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