そうは言うけど あかりさんちの実験婚(1)
作者 |
本庄みのり
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ジャンル |
コミック |
JAN/ISBN |
9784199802836 |
出版社
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徳間書店
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レーベル
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ゼノンコミックス
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発売日 | 2015-07-18 |
価格
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660円(本体600円)
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カテゴリ |
青年
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ポイント3%(20ポイント)
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内容紹介
「恋愛」でも「同棲」でも「擬似家族」でもない、『結婚』から始まる二人の毎日!
24歳のあかりさんは、世間で言われる<結婚は幸せ>というのがいまいちわからない。
なのでとりあえず“結婚してみた“!?
二回り近く年上の旦那さんと入籍したあかりさんの毎日はいつもと変わらないのに何かが違う……。
<結婚>から見つめてみる、「生活」の面白さ!
コメント
巷にはラブソングが溢れ、物語は美しいラブストーリーばかりで、でも現実は離婚率ばかりが上がり、晩婚化は進み……なんて事はだいぶ前から言われていて、恋愛至上主義がはびこる一方で「結婚」にまつわるお話は暗いものばっかりでした。本作は、そんな時代に警鐘を鳴らしはしませんが、「結婚」というもののあり方を静かに、穏やかに描く「結婚後の生活」の物語です。
相手のことをあんまり知らないし、燃えるような情熱も無い。理由があるかと聞かれれば、お見合いで最初に紹介されたという程度の、そんな結婚。「ありえない」なんて思っちゃう人は、恋愛至上主義に毒されちゃってるかもしれませんね。結婚する。毎日寝食を共にする。そのために必要なのは、本当に燃える愛情や美しいドラマなのでしょうか? 結婚した時が幸せの頂点じゃ、後は劣化していくだけじゃないでしょうか? 良き生活のあり方を共に探り、時には我慢もし、よく話し合い、お互いのちょうどいい距離を探っていく。そうして、幸福な結婚生活を少しづつ育んでいく。少子化が叫ばれる近年、本作は多くの人に取ってのバイブルとなりうると思います。
コメント:中村
7/18UP