世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ
編集・監修 くさばよしみ
原作・原案 ホセ・ムヒカ
イラスト 中川学
ジャンル 書籍
JAN/ISBN 9784811320670
出版社 汐文社
レーベル 絵本
発売日2014-03-01
価格 1,760円(本体1,600円)
カテゴリ 歴史・軍事   児童   絵本  
通常便:お取り寄せ
ゆうパケット:お取り寄せ
販売価格
1,760 (本体1,600)
ポイント3%(53ポイント)
カート確認

内容紹介

2012年、ブラジルのリオデジャネイロで国際会議が開かれました。
環境が悪化した地球の未来について、話し合うためでした。
世界中から集まった各国の代表者は、順番に意見をのべていきました。
しかし、これといった名案は出ません。
そんな会議も終わりに近づき、南米の国ウルグアイの番がやってきました。
演説の壇上に立ったムヒカ大統領。質素な背広にネクタイなしのシャツすがたです。
そう、かれは世界でいちばん貧しい大統領なのです。
給料の大半を貧しい人のために寄付し、大統領の公邸には住まず、町からはなれた農場で奥さんとくらしています。
花や野菜を作り、運転手つきの立派な車に乗るかわりに古びた愛車を自分で運転して、大統領の仕事に向かいます。
身なりをかまうことなく働くムヒカ大統領を、ウルグアイの人びとは親しみをこめて「ペペ」とよんでいます。さて、ムヒカ大統領の演説が始まりました。
会場の人たちは、小国の話にそれほど関心をいだいてはいないようでした。しかし演説が終わったとき、大きな拍手がわきおこったのです。

このページのURL