異世界薬局(1)
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内容紹介
研究に没頭するあまり、志半ばで過労死した若き薬学者。
目を覚ますと、彼は王侯貴族を専門に診察する宮廷薬師の名家ド・メディシス家の息子、ファルマとして転生していた。しかし、間違った治療法や薬の調合、医療行為と呼べない呪術やまじないが横行するこの世界の医療にファルマは絶望する。
「何とかしないとな、この世界の人々のためにも――」
前世で培った現代薬学に加え、異世界で手に入れたチート能力「物質創造&物質消去」。それらを駆使しファルマは母の腰痛から女帝の死病まであらゆる疾病に立ち向かう。
そして、真に効果のある薬を広く人々に届けるべく召使いの少女ロッテ、家庭教師を務める美女エレンたちと「異世界薬局」を開業。そこでファルマが掲げた目標とは――。
コメント
水銀は不老不死の薬……はい、ダウト!! さておきまして、近代以前の医療といえば迷信めいたものが多数ありますが、現代医学のエキスパートが物質創造チートを携えて異世界転移したら、スゲー事になるんじゃねてな感じのなろう作品です。新薬作ったりしてた人間が物質創造チート持ち……すなわち、組成がわかっていれば現在の抗生物質などを作れる医薬無双状態!! まあでも経験と直感で迷信から医学への一歩踏み出す直前のかなりいいとこまでいってる主人公父親のほうが実はすごくね?とかおもったりもする。