【内容紹介】
"大人"への憧れを抱く高校3年生の波多野貴樹(はたのたかき)は、長らく閉店していたはずの古びた喫茶店で、静かにカウンターに佇む年上の女性に心奪われる。どこかはかなげな「しづ」と呼ばれる彼女が気になってその喫茶店・ユカリに通い始めた貴樹は、店を訪れるさまざまな客とのふれあいを通じて少しずつ“大人”というものを知っていく――。 少年と年上の女性が織りなすほろ苦いラブ×グロウアップストーリー!
【オススメコメント】
・ブラックコーヒーを喫茶店で美味しく飲めること
・年上のお姉さんへの憧れ
思春期だった頃、子供から大人へ近づくためにしようとした思い出。
そんな男の子の大人への憧れからの出会いを描いた物語です。
イマドキのチェーン店ではなく個人店の喫茶店といういかにも入りにくい店構えとゆっくりと時間が過ぎていくような閑静な店内。その中で働く着物を着たしづと呼ばれる女性の姿。思春期の男の子と対極に位置しているような喫茶店で主人公が少しずつ大人になっていく。
あんなことあったなと思い出しながら、自分の思春期の頃と比較しながら楽しめる作品です。
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