【内容紹介】
とある大学に入部した麻宮ははじめてのサークル活動で初対面の自分に向かって放送禁止用語下ネタ発言する先輩・桜庭と出会う。公然で大声で自らビッチと名乗るも何故か惹かれる桜庭と仲良くなっていく。桜庭に忠告されるも優しくしてくれる先輩・城野を好きになった麻宮だが、ある日城野の自分に対する本当の気持ちを聴いてしまって…「魔法にかけられて」/
同性に合わず、居場所のない姫乃が作り上げた自分と男たちが集まるアニメ漫画愛好会。姫と崇められ彼女を中心に回っていたサークルだったが、一人の新入生・ヒナが入部して彼女の世界は崩れ始める。ヒナを中心に回り始めたサークルに居場所を失ったと判断した姫乃は…「亡国の姫」/桜庭の部屋で麻宮達3人が集まりパジャマパーティーを開催。大人しそうな映研の左近に対して桜庭と同じ匂いを感じるカズホによって荒れそうな女子会を予感した麻宮の感は間違っていなかった。一方、同じアパートで集まっていた左近を好きな映研の三好は女子会のことが気になって…女子会の恐ろしさとは?「ヒミツの女子会」/学祭を前に短編映画作りが頓挫していた三好と田崎。AV好きの田崎とAVを見ているところに左近が来て何故か3人でAVを見ることに。最初は興味本位で見ていた左近も次第に見る反応が変化してきて…。果たして映画を作ることができるのか?「修羅場ラプソディ」
【オススメコメント】
抱かれたいビッチNo1の桜庭さんが魅力的すぎる素晴らしいオムニバス作品登場です。
エロに恋愛、サークル活動に女子会。などなど大学生活の面白さとカオスさを見事に描いたオムニバス作品です。
純粋に面白い!と言える作品
元々、ストーリーに関して注目されていた佐伯先生なので、どういったシリーズになるかと楽しみにしていましたが、
連載スタートして即オススメしたい作品として単行本発売を待ちかねていました。
特にビッチとオタク系童貞が格好いいのです。
特に自らビッチを公言し、ヤリまくりの桜庭さんですが、身内を守るためには(文字通り)身体を張り、相手を癒やし、相手をたてる素敵な先輩っぷりがいい。
桜庭さんだったらビッチでも抱かれたいと誰もが思う魅力的なキャラになっています。
他にも内に秘めたモノを抱えながらサークル活動をする人達や、大学デビューで空回りする女の子など、傷つき成長していくストーリーもあり。
大学を舞台にするのであれば、これだけカオスで欲望も描かなければ嘘だよなと納得できる作品です。
とりあえず、最後に言いたいことは
ビッチ最高!
コメント:星野
4/10UP