【内容紹介】
「女の子ってのは すげーんだ」
…と、女性への憬れを抱き続ける思春期真っ盛りの主人公「飛田マコト」。容姿も人並みで、腕っ節も強く、一寸おバカだけど素直で一途な好少年。けれども彼は、人よりちょっと背が低いだけの理由で好きになった娘に告白をしては振られてばかり……。しかし、そんなマコトにも遂に春がやって来た!? ある”少女”との突然の出会い…。彼女の危機に身を挺して「護る」と誓ったマコトの姿に一目惚れをしたその”少女”…。「愛さえあれば、身長差なんて関係ないですよね。」と、マコトに愛の言葉を告げた「衛宮まな」と名乗るその”少女”との身長差は
……約48メートル
【オススメコメント】
年齢・性別・国籍・身分・etc.…「恋する二人」の前に立ちはだかる”障害”は多々あれど、50メートル近い身長差を「マコト」と「まな」の二人はどう乗り越えるのか?! タイトル通り”超弩級”のスケールで送る新機軸ラブコメ作品第1巻が登場です。「まな」のスキスキ光線に時に戸惑い時に照れながらも、何だかんだで彼女の気持ちに応える「マコト」の姿がいじらしく、素直且つ一途な「まな」の健気さと漢らしくもツンデレ(?)な「マコト」の実直さとがガッチリと噛み合った心地良いラブコメ展開は必見なのです。そして物語最大の謎である、「49.46メートル」と云う「まな」の身長に秘められた彼女の悲しい過去と、「国家機密」のベールで覆われて存続してきた”世界”の真実…。こっぱずかしいラブコメ展開を支えるシリアスな設定が、二人の恋の行方に不安と彩りとを添える要素として存在し、作品全体に一本の軸を通した骨太のストーリー作品として読み手を楽しませてくれる点も好評価なのです。兎にも角にも、その全てが”超弩級”の衝撃で読み手の心を揺らすオススメ単行本。是非是非~
コメント:渡邉
9/16UP