【内容紹介】
「意見具申(いけんぐしん)! 白雪姫の所在が判明しました!」白雪姫をUNDO(アンドゥー)に奪われたリンと切子。ふたりのお目付役としてやってきたのは凶悪な剣士・雁金(かりがね)! 新たなる戦力とともに、ふたりは白雪姫の奪還作戦を開始する。不死者連続クライム・サスペンス、第4巻!!
【オススメコメント】
寿命を全うする以外は、例え肉片が飛び散り、血飛沫を上げようとも人が死ぬ事は無い『不死者』の世界を舞台に繰り広げられる、警察組織と「死」をばらまく『逃し屋組織』とが文字通りに血で血を洗う戦いを描いた、著者:八十八良先生が贈るクライムサスペンス巨編「不死の猟犬」最新第4巻が発売です!
自分を愛した人間を“不死”から解き放つ“復活不全症(RDS)”を媒介する“ベクター”と呼ばれる人間の中でも特に際立つ実績を残した「白雪姫」を奪還すべく、国連組織UNDOが所有する研究所に侵入したリン達「逃し屋」と、彼女等を迎え撃つ剣崎を含めた「UNDO」との決戦を収録した前半部では、最強の武人“雁金”を有しながらもリンを含む3人の「逃し屋」がまさかの完全敗北! そして、液体窒素漬けにされて全身凍結した彼女達が地下深くに鎮められてゆく衝撃も冷めやらぬまま、物語は“復活不全症(RDS)”の本質へと迫る新章へと突入します! リンが鎮められた後にも拘わらず語られる彼女と「ママ」の関係を映した過去、大きな駒を失い弱体化も著しい「逃し屋」を待ち受ける警察組織の包囲網、そして、ここに来て身近な者に新たな犠牲者を出したRDSに隠された新たな謎がこれまで以上の緊迫感を以て浮かび上がってゆく、まさかのヒロイン不在からここまでドラマティックなストーリーを展開させる、著者:八十八良先生の力量に脱帽の、先の全く読めないストーリーに是非とも刮目して頂きたい担当一推し作品第4巻です!
コメント:渡邉
4/15UP